学生主体の企画とチャレンジで石川と外国人をつなぐ!
2019.9.29
学生による海外誘客チャレンジ事業
金沢市内を歩いていると、多くの外国人観光客に出会います。特にここ数年間で石川県内の外国人宿泊者数は2.7倍に増えているとか。このように増加する外国人観光客に「石川県をより楽しんでもらいたい」「石川県にまた遊びに来てほしい」という思いをカタチにするプロジェクトが今年も始まりました。
学生主体のプロジェクト
このプロジェクトの特徴は、何といっても学生企画であること。県内の大学・短期大学等に在籍する学生グループが、石川県を訪れる外国人旅行者に対して情報発信や満足度の向上などを目的とした企画を自ら立て、県内の企業や団体などと協働して実践していきます。今年度は、7校9団体のプロジェクトが行われます。
ミッションは何か
こちらは、先日6月16日に行われた「学生による海外誘客チャレンジ事業 キックオフミーティング」の様子です。まずは、マネジメントを専門とする岸本秀一先生(金沢星稜大学)から、「プロジェクトのマネジメント」と題する講義を受け、これから始めようとするプロジェクトへの基本的な心構えとスキルを身につけました。
さあ、何から始めよう!
意識が高まったところで、いよいよグループワークです。今回は、各グループで企画したプロジェクトを実行ベースで組みなおそうというもの。「まず、どこから始めるか」「これを始めるためには何が必要か」など、具体的な行動が見えてくると、また新たな課題も出てきます。
こうして自身で企画したプロジェクトの全体像をつかんだ後は、各グループごとに発表していきます。「似たような仕組みがもうすでにある場合、今回のプロジェクトの強みは何か」「このプロジェクトによって、どのような人にどのようなメリットが発生するか」など、鋭い質問に答える中で、プロジェクトの質が高まっていきます。
広がれ!交流の輪
プロジェクト参加でもうひとつ期待できるのが、学生のみなさんの交流の輪が広がることです。他大学の学生さんとの交流は、自身のアイディアを創発し、いい刺激になったはず!
成功のカギはあなたの主体性
「この事業の目的は、石川県の観光誘客につなげていくことです。それとともに、学生のみなさんには、実践的な活動を自ら企画・実践し、彼ら彼女らの成長の機会にしてほしいと思っています。」こう話すのは、石川県企画振興部企画課の小倉優太さん。学生のみなさんのチャレンジに期待が膨らみます!
ガクトラボでは、参加している学生のみなさんのサポートや相談に乗っています。どんなプロジェクトが生まれるのか楽しみです!
「2019年度 大学コンソーシアム石川 学生による海外誘客チャレンジ事業(石川県委託事業)」について詳しくはこちら!