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募集終了

ほうじ茶を味わう「豊かな日常」を若者にも広めたい

「焙茶noma」を味わうイベントを実施し、若者の声を集めて商品企画

  • 企業

    株式会社丸八製茶場

  • 募集期間

    2023.06.01-2023.08.06

プロジェクトについて

プロジェクトについて

丸八製茶場はどんな会社?

丸八製茶場は、農家から仕入れた緑茶を自社で焙煎し、ほうじ茶の製造、販売している会社です。創業は1863年と今から160年前。年数だけを聞くと少し堅苦しいイメージがあるかもしれません。しかし、世の中のニーズや流れに合わせて商品の見せ方や店舗のあり方にも工夫がされています。

江戸時代から続く丸八製茶場は、40年ほど前まで安いお茶を取り扱う卸し中心の会社でした。転機となったのは、現丸谷社長のお父様の時代です。昭和天皇が石川に来られることになり、その際にお出しするお茶として、新茶の茎を使った加賀棒茶をつくりました。その出来事をきっかけに、安いお茶を取り扱うことから、高品質なお茶を直接お客様へ届ける会社へと方向転換しました。

<株式会社丸八製茶場の詳しい情報はこちら>
>>>instagram 

>>>これまでとこれから丸八製茶場の歴史

▲昭和天皇にも飲んでいただいた献上加賀棒茶

▲(左)一般的なほうじ茶の葉、(右)献上加賀棒茶の葉(茎) 『献上加賀棒茶』は、一番茶の茎の部分を使い、浅煎りで焙煎。 並べてみると、形状も色も全然違う!

そして、1991年にJR金沢駅「金沢百番街」に直販店を出店。その3年後には、金沢市東山のひがし茶屋街に本格的な喫茶スペースを併設した「茶房一笑」を開設しました。「一笑」は現在リニューアルされ、ほうじ茶を楽しみながら作業ができるコワーキングスペース「一笑+」も併設されています。町屋を改装したこの店舗はマスコミにも取り上げられることが多く、現在ではひがし茶屋街の人気スポットになっています。

他にも、加賀・動橋にある本社に併設された「実生」東京・品川駅構内にも「エキュート品川店」を構えています。本当に良いものを作っていくんだという気持ちを持ち続け、現在石川県のブランドイメージにもなっている「加賀棒茶」のトップリーダーとして美味しさを全国に発信しています。

▲一笑の外観
▲コワーキングスペース「一笑+」

若い世代にもほうじ茶を楽しむ豊かな時間を感じて欲しい。
社長の思いから生まれた「焙茶noma」(ほうじちゃのま)

現社長の丸谷さんに代表が受け継がれたのが2013年。それから丸八製茶場のビジョンはさらに大きく広がっています。若い世代に手軽にお茶を楽しんでもらうためのティーバッグを商品化。ほうじ茶を自分でいれて楽しむことができるコワーキングスペース。業界では珍しいとされる新たなチャレンジをしていきました。

ところでみなさんはお茶を「いれて」飲みますか?今はお茶と言われれば多くの人が、外で購入したペットボトルを連想するでしょう。核家族化や、変化する消費者の嗜好から、かつての日本では当たり前だった「家庭でお茶をいれる」ことが今や珍しくなってきました。そして、丸八製茶場が取り扱うリーフ茶の市場は縮小傾向で、茶葉を使って飲むことに馴染みのない今の若い世代の「お茶離れ」が進んでいます。この状況では、石川県で育まれてきた「お茶を楽しむ豊かな文化」が無くなってしまうと丸谷さんも危機感を持っています。

そんな中で、「焙茶noma(ほうじちゃのま)」が商品化。「旬を見つける。楽しむ。共有する」をコンセプトとした季節限定商品。春・夏・秋・冬それぞれの季節や楽しみ方にあった味・香りを出すため、原料となる茶葉・焙煎の仕方・パッケージを変更した今までにない商品作りをしています。

「焙茶noma」とは?

▼四季によって変化する「焙茶noma」

学生視点のイベントで若者からの声を集め、次の商品企画に活かしたい

「焙茶noma」は新たなチャレンジで始めたばかりの発展途上商品。四季によって変化する商品だからこそ、時代のニーズに合わせて柔軟に商品自体を変化させていきたいと丸谷さんは語ります。それにはnomaのターゲットである若い世代の率直な意見が必要です。

今回のインターンでは、「焙茶noma」について若い世代が楽しんでもらう試飲会・交流会イベントを企画し、飲んでもらった人からの感想やニーズを集めることが目的です。集めたアンケート・インタビューを通して、次の「焙茶noma」の商品企画に活かしたいと考えています。

企画はインターン生が自ら考えていただきます。例えば、若い世代が集まる施設やお店とコラボした試飲会やほうじ茶好きがほうじ茶について語るイベントなど、多くの若い世代の方に商品を知ってもらうイベントにもしたいです。「焙茶noma」を若い世代が手に取ることで、「お茶を楽しみながら豊かな時間を味わう」そんな石川県の文化が今後も続くために、一緒に挑戦する仲間を募集します。

▼お茶を通して四季の楽しみ方を発信する「旬のもの、旬のこと」 https://www.kagaboucha.co.jp/cat1/

期待する効果/挑戦できる仕事

期待する効果/挑戦できる仕事

  • 挑戦できる仕事

  • ・試飲会・交流会のイベント企画を通して、多くの人を巻き込むことができる仕事
  • ・自社だけでなく他のお店や施設と協力しながら進める仕事
  • ・自分で集めたお客様の声を元に商品企画を考える。商品開発・マーケティングの仕事

  • 期待する成果(目的・目標)

  • <目的>

  • 1.「焙茶noma」を楽しむ若者のターゲットイメージが明確になること
  • 2.多くの人に丸八製茶場や「焙茶noma」の魅力を伝えること
  • 3.「焙茶noma」の改善案を商品企画に落とせること

  • <目標>

  • 重要目標
  • nomaに関するアンケート数・個人インタビュー数

  • その他目標

  • ①試飲会・交流会実施数
  • ②イベント毎の参加者数・満足度の目標を達成する。
  • ③アンケート・インタビューの内容を考察し、若者向けの商品企画を提案する。

募集要項

募集要項

対象となる人
  • 下記から2つ以上当てはまる人

  • ・自分なりに生活の豊かさやゆとりを大切にしている人

  • (例えば・・・休日にコーヒーやカフェでゆっくり過ごすことが好き。散歩が好き。)

  • ・マーケティングに興味がある人

  • ・人と話すのが好きな人

  • ・イベント企画を経験してみたい人

  • ・商品企画に興味がある人

  •  

期間/活動条件
  • 期間:6ヶ月

  • 活動条件
  • 【学期中】週2〜3日以上
  • 【休暇中】週4〜5日以上
  • ※土日勤務歓迎

活動場所
  • 一笑(丸八製茶場)
    石川県金沢市東山1丁目26−13

     

    地図を見る
  • ● 金沢駅東口4番乗り場 JRバス 約7分(各駅停車は約15分)→橋場町下車

    ● 金沢駅東口7番乗り場 北鉄バスまたは金沢周遊バス(右回りルート) 約11分→橋場町(ひがし・主計町茶屋街)下車

    ● バス停より徒歩5分 ※休暇中期間で加賀本社で勤務して頂く日もございます。

その他

■事前課題
・丸八製茶場の商品について調べる
・丸八製茶場が実施しているイベントを調べる
・お茶業界または飲料業界のイベント事例を調べ、自身がインターンでやりたいと思う若者向けイベント企画を考え、提出する。(複数アイデア歓迎)

受け入れ企業紹介

受け入れ企業紹介

株式会社丸八製茶場

丸八製茶場は、石川県加賀市で、品質にこだわった日本茶の製造・販売をしております。一番茶の茎の旨味を損なうことのないよう、浅く焙じた献上加賀棒茶をはじめ、煎茶、抹茶、玉露などを取り扱っております。

事業内容
製茶業
設立
1863年 創業
代表者
代表取締役 丸谷誠慶
従業員数
70名
WEB
https://www.kagaboucha.co.jp/

関係者からのメッセージ

関係者からのメッセージ

経営者からのメッセージ

六代目 代表取締役 丸谷誠慶

加賀市でほうじ茶をつくっている会社です。 石川県は茶の主産地ではありませんが、ほうじ茶を日常的に飲む習慣が根付いています。おいしく品質の高いほうじ茶をつくることでほうじ茶の価値を高めようと努めてきました。創業から150年余りになりますが、お茶そのものだけでなく、周辺ツールや場をつくること まで、常に新しいことを考え挑戦しています。

略歴:株式会社丸八製茶場 代表取締役 1978年加賀市生まれ。
加賀棒茶をはじめ、ほうじ茶に特化した日本茶の製造、販売を行う。
日本の伝統の味を受け継ぎ伝えていくユニット、HANDREDのメンバーとしても活動中。

コーディネーターからのメッセージ

株式会社ガクトラボ コーディネーター 橋本健太郎

友人や知り合いが全くいない未知の場所に飛び込んで自分自身を試すことが最大の魅力だと思います。色んな不安があるかと思いますが、その中で経験したことが必ず自分を変え、成長します。自分が「やりたい!」と思ったら、その思いを大切にして是非一歩踏み出してほしいです。私たちが挑戦を全力でサポートします。何かにチャレンジしたい!という方はお気軽に相談してみてください!

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