里山地域は、多様な生物の生息・生育環境として、また、食料や木材など自然資源の供給、良好な景観、文化の伝承の観点からも重要な地域です。しかし、地域産業の中央依存傾向が強まったことで、地域の自立性が失われ、多くの里山地域が過疎・高齢化の問題を抱えています。そういった問題を抱えながらも地域社会の機能を守ろうと取り組む人たちの後押しをすることで、里山地域を持続して保全していきたいと考えています。そのためには、経済的にも地域が自立し、その地域にヒトとモノの循環を生み出すことが地域の活力向上に繋がると考えています。
今回は、地域の新鮮な農産物で金沢の季節を楽しんでもらうために立ち上げたサトヤマブランド、「MIZUBASHOUFOODS」の販路拡大プロジェクトに私たちと一緒に参加してください。そして、地域と向き合い、課題解決に挑戦し続ける楽しさを一緒に感じてください。
募集終了
里山ブランド『MIZUBASHO FOODS』の
販路拡大プロジェクトに挑む!
金沢の里山「東原町ブランド」を広める学生アピアラーになる!
自然派食品
販路開拓
- 企業
NPO法人くくのち
- 募集期間
2016.07.01-2016.10.01
自然派食品
販路開拓
プロジェクトについて
プロジェクトについて
<プロジェクト概要と背景>
Ⅰ. 金沢の里山「東原町」とNPO法人くくのち
金沢と富山県南砺市の県境にある集落「東原町」。
ここは36世帯のとても小さな集落ながら自然豊かな里山です。
でもここには小さい集落ながら元気な住民が集い、
100品目以上の野菜やブランド米である東原米を中心とした
農業をメインに動いている集落。
一方で、高齢化が進み、農業の担い手や耕作放棄地など
持続化を考えたときに様々な課題が出てきました。
そこで、東原町をベースになんとか地域を持続化できる
地域づくりを行うこととしたのがNPO法人くくのちです。
NPO法人くくのちは魅力発信やイベント企画、
さらには買い物支援から商品ブランド開発まで、
東原町で様々な取り組みを行っています。
*******************************
Ⅱ. 里山から生まれる東原町ブランド『MIZUBASHO FOODS』
東原町の住民は様々な野菜を栽培し育てているため、
アイテム数が豊富です。そのため、NPO法人くくのちは、
野菜を朝市だけで販売するのではなく、『MIZUBASHO FOODS』
というブランド化にして加工商品販売を行っています。
しかしながら、まだまだ商品ロットが少ないことや、
こだわりの自然派商品で添加物を入れていないことから
賞味期限が短いなど、販売においてストックができていません。
*******************************
Ⅲ. 『MIZUBASHO FOODS』の試作と販路開拓に挑め!
可能性を秘める『MIZUBASHO FOODS』には、
ドレッシング、シロップ、ペースト、チップスなどの
様々なアイテムがあります。
今回のインターンシップでは、数あるアイテムから試作を選定し、
さらには瓶詰め工場の選定や販路拡大までを取り組み、
『MIZUBASHO FOODS』のブランド確立と販売数増加のために
一からチャレンジします。
*******************************
期待する効果/挑戦できる仕事
期待する効果/挑戦できる仕事
【挑戦できる仕事】
- 里山ブランド『MIZUBASHO FOODS』の販路拡大プロジェクトに挑む!
【STEP0(事前)】
- エントリーシート提出
- コーディネーターキャリア面談
- 企業とコーディネーターの3者面談
【STEP1(8月上旬)】
- ■事業を知る」
- インターンシップに効率的に取り組むためにも
- 東原町、くくのち、事業、プログラムに対する理解を深めます。
・オリエンテーション(目標設定、日報や同意書など書類、規則など確認)
- ・商品開発のストーリーまでの知る。
- ・販売商品の試食
【STEP2(8月中旬〜)】
- ■試作商品の選定
- 販路開拓していく商品を選定します
- ・試作商品の選定(2商品)
- ■ヒアリング内容及びアンケート作成
- お客様からの感想や意見をヒアリングします。
- そのために必要な項目の列挙やアンケート調査票を作成します。
【STEP3(9月)】
- ■イベントでの販売試験実施(森の青空アート)
- 選定した試作商品の販路開拓のためにまずはイベントで試験販売
・イベント運営準備
- ・イベント当日運営
- ・試作商品の販売
- ・販売の分析と検証
- ・アンケート調査/ヒアリング実施
【STEP3(10~11月)】
- ■イベントでの販売試験実施(雑貨作家マーケット等)
- ■卸売先の検討とWEB販路開拓の考察
- 販路開拓は実店舗とWEBの2通りあります。
- 特に実店舗で継続的に納品できるお店を営業しながら探り
- WEBマーケティングも考察する。
【STEP4(12月)】
- ■試作商品の追加の検討と試作実施
- 試作商品は2商品に限らない。さらに売り上げを考える、
- 他商品のさらなる展開の検討を行う。
■引き継ぎとまとめ
- 次期インターン生の引き継ぎ、提案
- 最終報告会
- 御世話になった方々への挨拶回り
※仕事内容は予定のものであり、プロジェクトの進捗状況や参加する学生に合わせて、適宜変更する場合がございますので、ご了承ください。
募集要項
募集要項
対象となる人 |
|
---|---|
期間/活動条件 |
|
活動場所 |
|
その他 | 準備中 |
受け入れ企業紹介
受け入れ企業紹介
くくのちが活動の拠点としている石川県金沢市東原地区は、富山県境近くの中山間地で、人口減少(過去20年で4割減少)・超高齢化という局面を迎えて地域の活力が急速に失われています。
また、社会生活の変化に伴うエネルギー革命、過疎化や深刻な担い手不足によって里山が放棄・荒廃しています。さらに住民は、当地において10年~15年後には、現在の2/3の人口になる現状を食い止めるためにも定住者を求めています。そこで、くくのちは、里山を保全していくためにも地域の活力を図るため、地域と連携した取り組みを行っています。
- 事業内容
- ▶事業内容: 【住民主体の地域をデザインする】 迫りくる高齢化、過疎化、少子化などにより、今後派生するであろう問題に直面する地域の人たちが、自らの手で「コミュニティ」をつくり、しっかり向き合う事で地域が抱える課題を認識し、改善案を考え行動できるような「持続可能なしくみ」を作ります。 【地域資源を活用した商品開発】 里山保全のためには、里山の資源を活用した地域活性化が必要です。 「くくのち」の活動拠点である東原地区では、町会、東原町生産組合、朝市を運営する304水芭蕉会、地元生まれのオーナーが経営するカフェ・レストラン「樫」、そして「くくのち」よる東原町地域活性化実行委員会を設立して、地域の住民とともに里山の資源を活用した地域づくり活動をおこなっています。 【地域資源を活用した循環型社会形成モデル構築プロジェクト】 多くの里山がそうであるように、東原町は高齢化と過疎化が進み、耕作放棄地や手入れの行き届かない森林が増加しています。 その結果、森林や農地への浸食が増えています。過疎化が進んだ里山を保全するには、里山の整備とともに資源の循環が必要が あると「くくのち」は考えました。そして生まれたのが、農林廃材を活用した循環モデルです。
- 設立
- 2010年3月29日
- 代表者
- 小中真道
- 従業員数
- 準備中
- WEB
- http://kukunochi.or.jp/